エンジニアとして活躍を続けるには、将来を見据えて目標設定することが欠かせない。というのも、目標があることで今の自分を客観的に見つめられるからだ。目標を実現するため、今の状態では何が足りないのか、どんな点を改善したら良いのかを考えられるようになる。結果、スキルや仕事に対する姿勢、知識、資格など自分磨きができるのだ。
変化が大きいIT業界では、現状維持というエンジニアはいずれ仕事が大幅に減ったり、割の悪い仕事ばかり回されたりすることになる。こうした事態に陥らないよう、早い段階で今後求められる技術や伸びるジャンルを考え、波に乗る努力しなければならない。将来を考えた目標設定をしておくことで、変化についていけるメリットも生まれるのだ。
また、これから進むキャリアの道のりがはっきりするのもメリットだろう。常にこれからどうなるのかと不安を抱えながら仕事や生活するのは、精神的にも辛いものがある。しかし、目標となるキャリアパスを目指して努力を続けると、将来の自分をイメージしやすくなるのだ。その分、悩みや不安を解消できるし、高いモチベーションを持って今の仕事にも取り組める。
現実的な面としては、収入アップにつながることも考えられるだろう。より先端技術を持っているエンジニアは需要が大きく、報酬も高くなるはずだ。フリーランスとして、独立しやすくなるメリットも生まれるかもしれない。より稼げるエンジニアになるためにも、目標設定しよう。